アンカースクリュー、カリエルモーションって何?

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今回のブログは、矯正最新治療である、アンカースクリューやカリエルモーションについてご紹介致します。

アンカースクリューについて

歯科矯正用アンカースクリュー、通称TAD (Temporary Anchorage Device)とは、チタン合金製のスクリューを歯槽骨、顎骨に打ち込み、固定源とすることで、従来の方法では難しかった三次元での歯牙移動のコントロールが可能となり、治療期間が短縮される治療です。

また、通常、歯を固定元として動かしていた治療では、動かしたくない歯まで矯正力が働いてしまうことがありましたが、TADを併用することで、骨に固定されたアンカースクリューにも矯正力を負担させる事が可能となるため、より理想的に歯に矯正力を加えることができる様になりました。

また、歯科矯正用アンカースクリューは、歯科矯正治療期間中のみ一時的に歯槽骨、顎骨内に固定源として使用するので、治療終了後には除去します。

矯正治療は軽度の場合を除き、長期に渡って通院が必要になります。矯正をはじめた後、ライフプランの変化(引越し、出産)などと重なるケースもあるので、TADを併用し治療期間の短縮ができることはとても大きなメリットです。

メリット

①治療期間が短くなる場合がある

②前歯の量をより多くさげることが可能になる

注意点

①ごく稀に何回打っても抜け落ちてしまう人がいる

PLAS.リンガルアーチと併用することが多く違和感が大きい

続いて、カリエールモーションについて紹介します。

カリエールモーションは、アライナー治療の前準備として使用する装置です。

全ての歯を動かす前に、犬歯から奥歯までを正しい位置関係にする事で効率的な治療を行います。

また同様の効果を持つ他の装置に比べて構造がシンプルなため、違和感が少なく目立ちにくい事も特徴です。

特にインビザラインなどのマウスピース矯正で7-10日おきにマウスピースを交換して矯正を始めようとすると、かなり長期間での治療計画となるケースも多く、それを解消する為の補助の役割を果たします。

メリット
①歯を抜かずに前歯を下げることが可能
②インビザラインの治療前に行うことにより治療期間が短くなる
注意点
①ゴムを毎日自分で交換してつけないと効果が得られません。
②前歯を大きく下げることは不可能です。
(大きく下げる場合は抜歯が必要となります)

TADとカリエールモーション、どちらも治療期間の短縮を目的としています。

どちらが適応できるのかは、歯列の状態によりますので、矯正診断前検査を受けていただき、治療計画を練った上で判断します。

矯正治療をお探しの方で、見たこと、聞いたことある、と言う方もいらっしゃると思いますが、矯正治療は長期に渡る治療ですので、自分に合ったプランを提供できるよう、当院でも最新治療を取り入れております。

ご興味ある方は、無料矯正カウンセリングでの初回ご予約をお願い致します。

当院ホームページ内の矯正専用ページもぜひご覧ください♩お待ちしております♩

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