ワイヤー矯正治療(埋伏歯の牽引)
みなさまこんにちは。さわだ歯科矯正歯科矯正医の沢田正樹です。
今回の患者様の主訴は右下の歯が埋まっていて萌出してこないとのことでした。まだ治療は終わっておらず途中段階ですが経過を拝見していただこうかなと思います。
初診時のレントゲンを以下に示します
向かい合った写真になりますので向かって左側が患者様の右側になります。右下の親知らずが上に覆い被さるようにいますので一番奥の必要な7番目の歯(第2大臼歯)が横たわって萌出しておりません。
このままでは萌出してきませんので上に覆い被さっている親知らずを外科の先生に抜歯していただき横たわっている第2大臼歯にボタンを付けていただきました。
口腔内の写真がなくて申し訳ないのですが、下の奥歯に補助装置をつけてそこからゴムで引っ張って歯を起こしていった経過が下記のレントゲンです。

初診時拡大写真
徐々にですが歯が起きていることがわかります。このまま起こしていき口腔内に萌出してきたらボタンではなくワイヤーを通して更にコントロールしていく予定です。
このような外科的処置が必要な患者様も大学病院の外科の先生と連携をとり治療していきますのでお気軽にご相談ください。