ワイヤー矯正治療報告(上下顎前突・口ゴボ)

みなさまこんにちは。さわだ歯科矯正歯科です。

今回は子供の頃に矯正治療を行い、非抜歯で歯を並べた結果、口元が出てしまっている患者様です。

分析診断の結果、抜歯を行い治療した患者様を診ていただきたいと思います。

患者T様

 初診時21

主訴:口元が出ている

口腔内写真

下の前歯の裏側に矯正治療の後戻りを防ぐワイヤーを装着しておりました。

そして分析・診断の結果、抜歯を行い治療を進めることにしましたが基本的に抜歯を行う部位は前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜歯することが多いですが、この患者様は左上5番目の歯(第二小臼歯)の神経が死んでいたため、半年ほど治療期間が長くなりますが、神経が無事な4番目の歯を抜かずに5番目の歯を抜歯して治療を行うことといたしました。

 

まずは左上の5番目の歯を抜いたスペースに左上の4番目の歯を移動させております。

左上の4番目の歯を動かし終わってから左右3番目の歯を後ろに移動していきます。下は6前歯まとめて後ろに移動させております。(なぜ上の歯もまとめて後ろに移動させないかはコラムにて説明させていただきます。)

上の左右3番目の歯の移動が終わりましたので最後に上の前歯4本をまとめて後ろに下げていきます。

2年5ヶ月後治療が終了いたしました。抜歯治療を行う場合にはかかる期間は人それぞれ変わりますがおおよそ2年半ー3年はかかるとお伝えしております。

下記の写真がビフォーアフターの写真です。口元がかなり下がったのがわかります。

患者様はとても満足されていたので何よりです。

コラム

なぜ一気に前歯を後ろに下げないの?

前歯を後ろに下げる場合、物理の法則により奥歯が前に引っ張られる反作用の力が必ず発生いたします。

5番目の歯を抜いた場合引っ張り合いを行う歯の数は奥歯2本に対して前歯4本になってしまい、奥歯が前に来てしまうということです。なので一本ずつ後ろに下げることにより奥歯が前に来ないようにしないとダメということです。更に下顎の骨と比べて上顎の骨は柔らかいため奥歯が前にきやすいです。なので上顎の歯は順番に後ろに下げています。

そこで下記の写真のように歯茎にネジ(アンカースクリュー)を埋入して奥歯のかかる反作用を防ぐ方法があります。これを行えば前歯を一気に下げることが出来て治療期間が半年ほど早くなります。また奥歯を更に後ろに下げることも可能です。

下記が当院で行なっている方法になります。前歯を大きく下げたい方・奥歯が1㎜も前に来てはならない方・治療を早く終わらせたい方に用いております。

今後もブログを更新してまいりますので是非閲覧してください^ー^

また矯正の無料相談も行なっておりますので気兼ねなくご連絡ください。

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